社会人になってからの投資スタイルはちょうどリーマンショックを受けて大不況のど真ん中でしたので、割安に放置された株が非常に多かったです。
それこそ、配当利回り5%の銘柄がゴロゴロ転がっていました。
そこで、若き日の自分は「クオカードやお米券のような純金券の優待がついた銘柄なら低リスクで運用できるのでは?」と思い、資金を突っ込んで行ったのです。
結果から言うと、正解でした。
理由は、株主優待をやっている企業(中小型は特に)は成長意欲が高く、株価も上昇しやすい、からです。
実際に5年近くもったほとんどの株が、3倍以上になってくれました。
テンバガーの銘柄はFPG、東祥、ヤマシンフィルタと10年足らずでこれだけ会えたのも
私の実力ではなく、株主優待の魔力がなせる業です 笑
なのに、なぜここ半年ほどで成長株投資に切り替えたか。
理由は、「正しい銘柄分析さえできればもっと利益を出せる」
「1億円達成のためには、有望株に資金大量投資しないと難しい(時間がかかる)」
ということです。
特に、私の株式投資を行うモチベーションは「お金に恵まれた人生にする、セミリタイアするためにも1億円以上の資産を早々に達成したい」ということです。
その時に、あまりにも時間がかかる優待株投資に少し嫌気がさしたというのが正しい表現かもしれません。年間30万ほどの配当金、優待は確かに魅力的ですが1年間で見た時にもっとキャピタルゲインで確保できるのではないか、と。
実際に日経マネーのような雑誌で「億り人」と紹介される人の多くは、どこかで必ずきっかけがあって、必ずその銘柄が大きく貢献をしているということです。
つまりは、そのようなテンバガーとまではいかないものの、大化け株に出会わないといけない。それは市場に数年単位でいれば、それほど難しいことではないと思っています。小型株の場合は時価総額10億円が100億円になれば、それで10倍になったということです。
そこで、理論株価の算出方法を独自に編み出してからは「下値リスクをできるだけ抑えた、成長株投資」モットーにリスクとって運用しています。
結果から言うと、ここ3ヶ月で300万円近い利益を出すことができていて満足いく出来です。
投資を行うモチベーションは人それぞれだと思いますが、私の場合はまだ30代前半ですので
もっと貪欲に利益を取りに行ってもいいのでは、と最近切り替えました。
もちろん、ある一定規模に達したらREITなどに配分はしていくつもりです。
(現在も投信の積立は社会人以降、コツコツと行っています)
それでは今日はこの辺で。