最近、妙に納得した小話。
読んだ「武器になる哲学」より。
将来のことは誰にもわからない。
実際の話として、紹介されていたのはアメリカの通信会社 AT&T。
マッキンゼーに将来の携帯電話市場の予測をしてほしいと頼み、超一流の彼らが算出した数字が90万台。
90年代だった当時の経営陣はその予測を受け入れて戦略を立てたが、結果はモバイル事業の売却。
実際は我々が知っての通り、1億台の普及、実に3日に100万台普及するペースと見事に裏切られ、AT&Tは分割した子会社に買収された。
今残っているAT&Tは子会社が名前を残した方が得策ということで残したようです。
極端な実例かもしれませんが、未来を予測するほど難しいことはない、という事。
今、叫ばれているAIシンギュラリティや、キャッシュレス社会、再エネ100%の未来もどうなるかはわからない。
当たり前の事実かもしれませんが、「必ずこの状況になるから、この銘柄は上がる!」と信じ切って根拠のない自信で1つの銘柄にベットしてしまう自分がいる。
戒めという意味でも、ハッとさせられる話でした。
武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50
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