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オギクボ経済部

銘柄分析

2020.4月時点の監視・保有銘柄

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4月時点の監視銘柄・保有銘柄は以下の通りです。だいぶ絞って監視・保有しています。

ちなみに、前回は2月時点のものですがちら。

・リクルート

中長期のindeed事業大化けに期待。年率30%以上の成長力で今後数年で大きく収益化する可能性大。すでに、利益でも貢献し始めており3Qも、indeed+グラスドアのHRテクノロジー部門は堅調。国内の人材派遣およびメディア事業で安定したキャッシュを生み出して、どんどんんHRテック部門に投資してほしい。

人材部門においては、GAFA以上のプラットフォーマーとなる可能性を感じている。Googleなどの競合の状況が気になるところだが、肩を並べるほどのものはないと言う見方。個人的には国内の求人サイト系の人材銘柄が変調をきたしているのは、indeedの影響では?と見ている(じげんなど)

M&Aについても、出来ることならindeedを補強する様な案件であって欲しい。そして、稼いだキャッシュで次の戦略としてHRテックのスタートアップを囲い込む形で出資からの利益成長も見込みたいところ。

現時点では失業率の増加や、景気後退の不安が出ており景気敏感株として下落中。個人的な仕込みどころとしては次の決算で、HRテックの底堅さが見て取れるかということと今季の業績見込みがどこまで出てくるか。

割安になったら一番買い増したい銘柄。

・ダイキン工業

買収巧者。冷媒から機器まで一貫して保有する技術の強みと、製造技術力。空調は地域ごとに文化が異なるし、季節変動も多いため製造の高いノウハウが必要。そこは、他社で追いつけないほどの水準に達していると見る。稼ぎ頭の北米・中国の貿易戦争の影響がきになるところ。また、インドの開拓についても中長期で確立していくものと見ており、コロナの影響もありここ1年で上値を試す感じではなさそう。地合いで一時期より株価回復傾向だが、もうひと伸びする材料不足の感じは否めず。また、急速にグーグルやパナソニックなどが空調分野に力を入れる姿勢が見えるなど競争環境変化の可能性も注視したい。

エアコンは家の中でのIoT一等地という認識が定着しつつあり、スマートホーム実現のキーデバイスと見ている企業が出てきた。相場全体が下げた時に安く仕込みたい。

今回の下落局面でもしっかりリバウンドして戻してきたという印象。空調分野での地位自体は確固としたものがあるので、本来ならばもう少し割安10000円前後で仕込みたい。

・エムスリー

医療・製薬マーケ分野のGAFA。圧倒的な独占的ポジション。本決算良好、直近高値を更新。まだまだ成長局面と見る。最近は日本アルトマークの買収、LINEやdocomoとの協業や先端ベンチャーへの出資など積極的に次の種を蒔いている印象。

治験や医師、製薬マーケなどで得たビッグデータを元に再現性の高い先端医療投資など、今後はソフトバンクグループのような投資会社へ脱皮していけると面白い。今回の決算も順調な数字。特にメインのプラットフォーム事業でも再成長の兆しを見せて、強さを見せた。この辺りは日本アルトマークの買収効果か?だとしたら継続も期待できるので楽しみ。引き続き主力としてガチホールド。

まだこれから成長フェーズに入ると見込んでいたLINEとの協業でのオンライン健康相談なども注目される様になった。個人的には電子カルテがジワジワと注目を浴びており、今回もレーティング格上げとのダブルパンチで上場来高値圏に突入した。

エマージング(先端投資)分野と海外がまだまだ開拓余地があり、売り上げ・利益ともに強さを見せている。プラットフォーマーとしての優位性は揺るがず安泰。

売ることなく、テンバガーになるまで大きく育ってほしい。すでにダブルバガーは達成。

・弁護士ドットコム

リーガルテックの代表格。クラウドサインは、普及期だがスタンダードを握る可能性あり。他が手がけていないため、独占に近い。

祖業の弁護士支援で稼いだキャッシュを普及機のクラウドサインに徹底的につぎ込むフェーズ。クラウドサインも単価向上や無料の範囲を狭めるなど、徐々に収益化の手を打っているのは巧みな経営手腕。

今回のテレワークを受けて、クラウドサインに対する世間の注目が一気に高まった。追い風の今、どれだけ認知度を上げて参加企業数を増やせるかが勝負。場合によっては、ここ半年で大きく成長できるかもしれないと期待。

また、対面方式での弁護士相談などが制限されている中で、オンラインでの法律相談としてアクセス数も伸びていると聞いている。オンラインポータルとしての圧倒的な地位が業績に着実に貢献するものとこちらも期待している。

クラウドサインについては医療機関への無償提供も行っているが、地味にチュ目しているのはセールステック系の企業とのクラウドサインのAPI連携。

ベルフェイスなど、そのシステムを使用しているユーザーにとってのアプローチとしても適切な戦略だし、認知度が高まるだけでなく同様に利便性が高まるためこれ系のニュースリリースについては引き続き要チェック。

株価についてもPER引き続き割高なものの、上場来高値までもう少しのところまで回復。こちらも握力強くして大きく育ってほしい。

・寿スピリッツ

お菓子の総合プロデュース企業。北海道の銘菓、ルタオブランド保有。決算も良好。インバウンドの恩恵をもろに受けている。お菓子分野におけるSPA企業であり、高収益体質。今後は海外展開が成長基調になるかどうか、インバウンドの売上目標が少し高すぎるのが気がかり。

コロナの影響で高値から半値のところまで落ちてきてようやく調整も落ち着いてきたか。一方でインバウンド需要の回復が見通せないため今すぐに仕込む銘柄ではない。

お菓子のブランド自体はかなり強いものがあるので、次の決算でさらにもう一段下げたところで買いたい銘柄。

・モノタロウ

工具版Amazon。対象は全法人企業になるため、まだまだ拡大余地あり。低販管費でローコストオペレーション。物流・配送費の上昇を吸収できるかどうかが重要だが、物流拠点の拡張や新設検討など当面は投資拡大フェーズのため、利益を圧迫する可能性が高い。

直近の決算では、ロボットや物流拠点の効率化で物流コストの低減が見える。新拠点解説など、まだ拡大フェーズなので拠点の効率化も水平展開をして地道にコツコツと愚直に取り組んでほしい。

これも暴落局面で丁寧に拾いたいところ。拡大フェーズが続く限りは手放す理由なし。

大企業の購買システムとの連携はどんどん積極的に進めて欲しい。ここは大きく利益貢献する安定事業と見ているため、期待大。

今回は3月の月次についても前年同月比122%と好調な数字を出している。消毒液やマスクなどの買い込みが見られた月のため、在宅勤務や工場の操業停止の影響が出る4月以降の数字が注目。

決算で下げたら買いたい。現在週足ではレンジの動きのため、高値ブレイクのためにはさらなる上昇材料が必要か。

・エラン

全国の病院や介護関連施設を通じ利用者に身の回り品などをレンタルする『CSセット』提供。この分野では先駆者であり、病院施設にも認知度向上で導入施設が急拡大。

次の成長ストーリーが気になるところがだが、全国の病床数に比べてまだまだ圧倒的に足りていないのが現状で、当分は拡大フェーズが続いているか売上成長率を軸に要チェック。

白衣の制作を手がけるクラシコと業務提携。戦略として、病院に深く入り込むことは間違っておらず非常に良い提携と見ている。

チャートで見るとコロナ前の水準にまでほぼ回復。今回のコロナによる需要増を見込んでいるのか、期待なのかは決算で判断が必要。

保有の中で一番時価総額が小さい銘柄のため、大きくなるまでにコツコツ買い込んでおきたい銘柄。

・イーギャランティ

売上債権など企業の信用リスクを引き受けるビジネスモデル。企業はリスクヘッジとなり、イーギャランティは保証金として売り上げが立つ。

引き受けたリスクは金融機関に再保証という形で提供されるため実質、リスクをそのまま保有しているわけではない。

わかりづらいが「企業における信用リスク取引のプラットフォーマー」と個人的にはとらえている。

したがって企業の信用リスクについてのデータがどんどんたまっていくため、ここから派生する信用調査などの新たなビジネスも生まれてくる。

一方で、市場規模としては200兆円とも言われ、地道に受注を獲得していけばまだまだ成長できるフェーズ。実際には競合もほとんどおらず、手つかずの空白地帯。

不況期には企業倒産など信用リスクが増えるので、マイナスとも見えるが一方でリスクヘッジのニーズは増えるため売り上げ拡大の場ともいえる。

今回はコロナショックを受けて開始した債権の買取&資金提供プログラムが好感されて上場来高値。この債権評価ができるのは上記の通り信用リスク取引のプラットフォーマーとして情報を適切に握っているから。

地味だし、わかりづらいビジネスモデルで値動きもそれほど大きくないが非常にビジネスモデルが秀逸な銘柄の一つ。

カナミックネットワーク

自治体・介護施設向けのクラウド業務システムを提供する企業。業務システムのクラウド化は介護施設だけでなく、どの分野でも移行が進んでおり遅かれ早かれ全システムがクラウドに移行するものと思われる。

その中で、自治体(全域)と介護施設(各拠点)の二階建てでシステム導入を展開しているところがカナミックの強み。

介護施設は慢性的な人手不足であり、業務改革が叫ばれている中クラウドシステムによる業務効率化は導入する側にもメリットあり。

今後は、プラットフォームを活用した広告事業など同時に次のビジネスの種を育てつつ堅実に売り上げを伸ばしていけば楽しみな銘柄。

今回のコロナショックを受けて、介護施設のさらなる業務効率化やリモートワークなどへの対応が求められるため業績には追い風。最高値から半値近くまで売りたたかれているので個人的にはチャンスと見ている。

エラン同様、ここも時価総額が小さい銘柄なので大きく育つまで枚数増やして育てたいところ。

他は現在、ダブルインバとレバETFなど指数によるデイ・スイングのトレードに加え高配当銘柄の仕込みのためこちらは省略しています。

今日はこの辺で。

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