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良品計画ストップ安後の今後の見立て

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さて、良品計画は3Qの決算を受けてストップ安となりました。それを受けてかどうかわかりませんが、昨年書いた良品計画の記事のアクセスが急騰しています。

自分もホルダーでしたので、しっかり被弾をしたわけですが徐々に利確していたのが不幸中の幸いです。

個人的に今回の決算については、情勢不安によって東アジア地域が振るわなかったということが主要因として捉えられています。

https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202001140250

個人的にはもう少し深刻で、立て直しには時間がかかるかなと見ています。時間がかかる理由としては構造的なものに由来するからです。

3つの主な要因を挙げて説明したいと思います。

1、国内事業の立て直し施策が、食品を軸とした「ニトリ以外の土俵で戦う」戦略のため

少し、説明すると国内のここ数年の低迷は家具・インテリアなどの利益の柱がニトリにユーザーを持って行かれたことによって、稼ぎづらくなったことが要因の一つにあります。同様に衣料品についてはユニクロへと。

これは、無印良品がユーザーとして対象としてる「ほどよい暮らし」を理想とする人たちにコスパの良いニトリ、ユニクロの製品が合致し、価格競争力や製品力で負けたということです。

そして、それを受けて無印が今一生懸命立て直しの一つとして掲げているのが「食品」事業です。

レトルトカレーについては、じわじわとその評価を伸ばして売れ筋商品になっていましたがこの一年で取り組んできたのは家庭用の冷凍食品です。それも、冷凍食品=体に悪い、手間をかけないから家族に申し訳ない、と言った負のイメージを払拭したヘルシーで、かつなかなか家庭では作りづらいようなラインナップを取り揃えているところが強みです。

https://www.businessinsider.jp/post-190669

このこと自体は、無印良品が持っているブランドイメージを存分に使えているので良いと思います。

が、問題はこの物流を含めたサプライチェーン・供給網をちゃんと整備できるかどうか。ある意味、ユニクロやニトリが価格競争力を維持できたのは彼らが専門店としてあらゆるものを追求していけたからです。

良品計画が行おうとしてるのはその逆で、総合力でブランドを訴求していくという施策になるため、なかなかこの立ち上げと整備が言うは易し行うは難し、の類のものかなと言うのが私見です。

2、海外店舗におけるサプライチェーンの構築の難しさ

海外の無印は比較的好調というイメージがあります。実際に、ブランドイメージは今の世の中のトレンドにあっていますし、地域に偏りなく受け入れられているのは強みだと思っています。

そして、明確な競合が現時点では存在しない。オンリーワンで入られていることは高評価に値します。

が、海外店舗の場合問題はその製品の価格です。日本で百円で買えているものが、海外の店舗だと2倍、3倍で売られているのは当たり前という値段設定もまだあると聞いています。

これは、儲けたいからというわけではなく現地でなかなか素材や原料を調達するのが難しいため、輸出などでカバーしていることがあります。結果として物流費や為替コストが乗っかるため高価格になっているわけです。

個人的には国内にこれ以上の伸び代は感じづらいため、海外での飛躍が大前提となりますが、このサプライチェーン構築は一筋縄ではいかないと見ています。

3、1・2を実行する経営陣がほぼ日本人

以前、株主総会に参加した時に全役員と執行役が登壇していましたがほとんどが日本人(一部、アジア系の方)と言った経営陣の構成です。

それが悪いとは言いませんが、現地展開していく上でその感覚がどれだけあるのか少し疑問に感じる部分もありました。

もちろん経営陣だけではなく、販売員やスタッフもグローバル化が小売業である以上不可避です。その辺りのマネジメントや現地化の徹底など入り込んでやれる体制として少し心許ないというのが印象です。

じゃあ、私が残りの株を売るかというと現時点ではまだ保有するつもりです。それでも小売業でこれだけ世界に通用するブランドを持った企業は少ないということ。何より、ユーザーとして好きということもあります。

また、分析内容と今の株価が適正かどうかというのは全くリンクするものではありません。急いで売るほどお金に困ってはいないので、もう少し様子をみようと思います。

以上が構造的と見る個人的な企業分析でした。本業ばりにしっかり、書き起こすとこの10倍はボリューム出ちゃうので核心の部分だけ書かせてもらいました。

今日はこの辺で。

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